わが子の意思に反した「ごめんね」「いいよ」の強要…子どもの気持ちを無視する親が助長する“リスク”とは
「親が自分の気持ちを大切にしてくれた」実体験から学ぶ
人生のスタート地点である幼少期に、「自分の気持ちを押し殺して、相手の気持ちを優先させる」ことばかりを強いられると、自分の気持ちはいつも後回しにし、自己主張ができない人に育ってしまうかもしれません。
公園の砂場は、社会を学ぶよい機会、よい場所です。時には、思い通りにならないことも起こるからです。
子どもは自己中心的でわがままな生き物です。相手の気持ちよりも、自分の気持ちが優先です。それが子どもらしさであり、子どものよいところなのです。そして、「親が自分の気持ちを大切にしてくれた」という実体験を通して、相手の立場や気持ちが分かる人に育っていきます。
「ごめんね」「いいよ」「めでたし、めでたし」で、片付けてしまわないように気を付けたいものですね。
(子育て本著者・講演家 立石美津子)
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