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画面が突然真っ暗に…人間だけじゃないスマホの「熱中症」、症状や対策は? 各メーカーに聞く

猛暑でダウンするのは人間だけではありません。スマホの猛暑対策を取材しました。

iPhoneの「高温注意」画面(Apple Japanホームページより)
iPhoneの「高温注意」画面(Apple Japanホームページより)

 連日の猛暑を受けて、気象庁などが熱中症への警戒を呼び掛けていますが、多くの人が持ち歩いているスマートフォンも人間同様、厳しい暑さにさらされています。

 SNS上では「車に置いてたらスマホ高温注意ってなって、あせった」「スマホのカメラ起動したら、高温で停止!」「炎天下の中スマホを放置してたら高温注意って表示が出て、しばらくしたら画面がつかなくなった」などの投稿が相次いでいます。“スマホの熱中症”を防ぐ方法をメーカーに聞きました。

ナビやゲームも温度上昇の一因

 国内シェアトップのApple Japanの広報担当者は、iPhoneの使用環境について「精密機器ですので、高温の環境に放置し続けることは絶対に避けてください」と呼びかけています。

 ホームページでは、iPhoneなどの取り扱いについて「周囲の温度が0度~35度の場所での使用」を推奨し、「暑い日に車内に置いたままにする」「長時間直射日光にさらす」「暑い場所でのGPSトラッキングやナビゲーション、グラフィックを多用するゲームなど、長時間にわたって特定の機能を使う」といった状況では、「動作に変化が現れる可能性がある」としています。

 加えて、内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると「ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる」「カメラのフラッシュが一時的に無効になる」などの現象が起きる場合があり、さらに温度が上昇し、上限を超えると「高温注意 本体温度が下がるまでお待ちください」というメッセージが表示されることを説明しています。このメッセージが出た場合「本体の電源を切って涼しい場所に移し、冷ます」ことを勧めています。

 SNS上で「高温注意という画面が出た」と投稿しているのはiPhoneユーザーのようです。それでは、アンドロイド端末の場合は、どのような警告メッセージが出るのでしょうか。

カメラアプリが終了する場合も

 アンドロイド端末で国内シェアトップのシャープの広報担当者によると、端末が規定温度を超える高温になった場合、液晶画面が暗くなり、「本体の温度が上昇したため、明るさを制限します」というメッセージが現れるそうです。

 また、カメラアプリを使用中に規定以上の高温になると「本体の温度が上昇したため、カメラを終了します。しばらくしてからお使いください」とのメッセージが表示され、カメラアプリが終了するとのことです。どちらのメッセージの場合も「可能な限り(使用中の)アプリを終了させて、画面をオフにして温度が下がるまでお待ちください」と担当者は話します。

 シャープもアップル同様、炎天下の車内や直射日光が当たる場所での使用や保管、放置を避けるよう、製品の取扱説明書で呼び掛けています。なお、ネット上ではさまざまな「スマホ冷却グッズ」が販売されていますが、両社ともグッズについてのコメントは控えたいとのことでした。

 炎天下でスマホを使うのは、小型パソコンを屋外で使うのと同じこと。メーカーが勧める“スマホの熱中症”対策が、「高温となる場所での使用、保管を避ける」という一見当たり前の事柄になるのは当然かもしれません。グラフィックを多用するゲームやカメラ機能など、熱を発生しやすいアプリの使用にも注意が必要です。

(報道チーム)