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小1男子死亡にショック…2児の母が息子の「熱中症」経験を漫画化、「先生に知ってほしい」の声

息子が熱中症になった経験を描いた漫画が話題に。水族館に行った親子。開館までの待ち時間に息子を屋外で遊ばせていましたが、入館後、息子が「疲れた」と言い出し…。

息子が熱中症になった経験を描いた漫画のカット=火ノ鹿たもん(@Tamon_Hinosika)さん提供
息子が熱中症になった経験を描いた漫画のカット=火ノ鹿たもん(@Tamon_Hinosika)さん提供

 息子が熱中症になった経験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。水族館に行った親子。開館までの待ち時間に息子を屋外で遊ばせていましたが、入館後、息子が「疲れた」と言い出し…という内容で、「同じようなことが起こった」「子どもの『疲れた』という言葉に気を付けたい」「異変があれば軽く見られない」「学校の先生に知ってもらいたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

熱中症対策考えるきっかけに

 この漫画を描いたのは、火ノ鹿たもん(ペンネーム)さんです。2009年に漫画家としてデビューしました。現在、信濃毎日新聞社が発行する「MGプレス」で「マツモトデイズ」を連載中(毎週水曜)です。

 3月には「ウチのムスコがマザコンになったワケ」(イースト・プレス)を発売。2人のお子さんの母親でもあります。

Q.漫画家としてデビューしたきっかけは。 

火ノ鹿さん「漫画は昔から描いていました。漫画と並行して書いていた『育児ブログ』がきっかけで、デビューにつながりました。芳文社さんで7年ほど、複数の連載を担当していました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけ、理由は。 

火ノ鹿さん「愛知県豊田市で小学1年生の男の子が熱中症で亡くなったというニュースを見たことです。ニュースでは、男の子が亡くなる前に、『疲れた』と発言していたことが取り上げられ、以前に経験したことを思い出しました。『これは描かねば』という気持ちで一気に描き上げました」

Q.男の子が亡くなったというニュースを見てどう感じましたか。

火ノ鹿さん「言葉にならないほどに胸が痛かったです。ご家族ももちろん、学校の先生方も想定されていなかった事態だったのかなと、ただただ切なくなりました。

たまたま先日、息子も校外学習がありました。36度の外気温の中、外で授業をしましたが、当然体調を崩す子どもが続出したようです。その日の午後、教室の温度が33度に達したことから、授業は保健室で実施されたそうなのですが、それでも早退する児童が数人出たようです。

私が住んでいる長野県の学校のエアコン導入率は全国でも底辺です。これを機に、熱中症対策について考えるきっかけになればと思いました」

Q.漫画についてどのような意見が寄せられていますか。 

火ノ鹿さん「『ウチの子も、もしかしたらそうだったのかも』『なるほど、心当たりがある』といった共感の意見が多く驚きました。同時に『誰にでも起こりうることなのか』と危機感も感じました」

Q.今後、取り組んでいきたいことは。 

火ノ鹿さん「いろいろな人の体験をエッセイ漫画にして、声にならない声を表に出していくことに挑戦したいなと思います」

(報道チーム)

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