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「匂いだけで食べる」を実践? ウナギがない、たれだけの“うな丼”にSNS歓喜! 担当者に聞く

たったの“198円”でウナギのかば焼きを食べた気分になれるお弁当が話題です。

かば焼きのたれが染み込んだ「土用のたれめし」(茨城大学生協水戸購買部提供)
かば焼きのたれが染み込んだ「土用のたれめし」(茨城大学生協水戸購買部提供)

 きょう7月20日と8月1日は「土用の丑(うし)の日」。ウナギの価格高騰でナマズやサンマなどの代替品に注目が集まる中、わずか「198円」(税込み)で「ウナギのかば焼き」を食べた気分になれる大学生協限定の弁当が、SNS上で話題になっています。

 器に敷き詰めたご飯からは、香ばしいかば焼きの香りが漂ってきますが、実はご飯の上にあるのは「たれ」のみ。SNS上では「これは全国に広まってほしい」「ウナギではなくタレがうめーんだよという声に応えた弁当」「安いしうまそう」と歓喜の声が上がっています。開発担当者に聞きました。

炭火風味と油分をアップ “たれ”にこだわり

 このお弁当は「土用のたれめし(蒲焼のたれ味)」です。たれは一般的なウナギのかば焼き用のたれを改良したもので、茨城大学や横浜市立大学、早稲田大学など関東甲信越エリアの大学生協のみで販売しています。今回が初めての試みだそうです。

 茨城大学生協水戸購買部によると、土用の丑の日が近づくにつれて売り上げが伸びており、SNSで弁当を知った学生が「これこれ」とうれしそうに購入する姿も見られるとのこと。主に、各大学の生協会員である学生や教職員を対象に販売されますが、会員以外でも購入できます(店舗によっては数量に限りあり)。

 各生協では、魚のすり身をすりつぶして作った駄菓子「蒲焼さん太郎」を「土用のたれめし」の近くに置き、一緒に購入することを勧めています。「蒲焼さん太郎」はウナギのかば焼きのような食感があり、弁当と組み合わせると、約220円で“うな丼”を食べた気分になれるそうです。

 たれめしを開発した理由や今後の展開を、大学生協東京事業連合第2事業部食品商品課の居藤治さんに聞きました。

Q.「土用のたれめし(蒲焼のたれ味)」を発売した理由は。

居藤さん「『ウナギの高騰でお弁当にしても値段が高くて使えない』『絶滅危惧種だから扱いは慎重にしなければ』との思いがあったからです。新しいお弁当の開発時に『うな丼って店の前のあの匂いだけでもご飯食べられるよね』『おいしいかば焼きのたれができたら販売しよう』との声が上がり、うまいたれの開発を米飯販売店と進めて販売に至りました」

Q.特別な「たれ」なのですね。

居藤さん「『土用のたれめし』のために開発してもらいました。世の中で売られている一般的なかば焼きのたれに、炭火風味と油分をプラスしました」

Q.「土用のたれめし」以外にも「たれめし」はありますか。

居藤さん「2018年5月に第1弾の『たれめし』である『焼肉のたれ味』を販売しました。丼弁当の商品開発の中で『このたれなら肉なしでもいける』ということで発売したのですが、販売結果と話題性はイマイチでした…。『土用のたれめし』は第2弾です」

Q.大学生協限定なのですか。

居藤さん「一般のスーパーやコンビニでは販売していません。大学生協限定のオリジナル商品です」

Q.販売はいつまでですか。

居藤さん「7月16日に発売しました。8月3日まで販売します」

Q.どこで、どのくらい販売しているのですか。

居藤さん「関東甲信越エリアの大学生協約100店で販売しています。1週間で計2000個を販売しています」

Q.来年以降も販売しますか。また、ほかの「たれめし」も考えているのですか。

居藤さん「来年の販売は未定です。ただし、リクエストが多ければ考えてみたいと思います。ほかに『天丼のたれ』や『牛丼のたれ』などの『たれめし』が候補に挙がっていますが、今のところ第3弾の発売は具体化していません」

(報道チーム)

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