オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

  • HOME
  • ライフ
  • ゴールド→赤→青→緑 バイトのレベルが“タイの色”で分かるレストランが話題に、なぜ導入?

ゴールド→赤→青→緑 バイトのレベルが“タイの色”で分かるレストランが話題に、なぜ導入?

「ビッグボーイ」アルバイト従業員が着けている、首元の色違いの「タイ」が注目されています。

業務レベルを示すPOP画像(ゼンショーホールディングス提供)
業務レベルを示すPOP画像(ゼンショーホールディングス提供)

 全国に約320店を展開するハンバーグ&ステーキレストランチェーン「ビッグボーイ」のアルバイト従業員が首元に着けている「タイ」が、人によって色が異なり注目されています。テーブルに置いた説明用のPOPと合わせ、業務の習熟度を可視化する取り組みで、SNS上では「ひと目で習熟度が分かれば心にゆとりが持てる」「次に入店したら確かめてみる」などの声が上がっています。

 POPを写したツイッターの投稿は、リツイートが2万8000件、いいねが5万件を超えています。

正義のヒーローに似せたネーミング

 これは、業務の習熟度をレベル別に4色に色分けして可視化する「まごころ戦隊 安心レンジャー」という取り組み。お客はアルバイト従業員のレベルがひと目で分かり、例えば、注文時の対応が遅い時などに心理的負担が減るメリットがあります。

 レベルは、最高位のレベル3が「ゴールド」。順にレベル2の「赤」、レベル1の「青」、新人スタッフの「緑」の4段階です。テーブル上には、色の意味を説明したPOPが置かれ、お客はそれを見て従業員のレベルを確認できます。

 運営会社の親会社であるゼンショーホールディングス(HD)の広報担当者に、取り組みを始めた経緯を聞きました。

Q.いつから色違いのタイを導入したのですか。その目的は。

担当者「以前から社内で、店舗スタッフのランクを明確にすることで、責任と誇りを持ち、次のランクへステップアップしてもらう動機づけにしてほしいと考えていました。そこで、2017年3月にユニホームを一新するタイミングで導入しました。目的は2つです。1つ目はお客様に安心していただき、ストレスなく過ごしていただくため。2つ目は従業員のモチベーションアップのためです」

Q.全国の「ビッグボーイ」の店舗で導入しているのですか。

担当者「はい、全国のビッグボーイで導入しています。各時間帯、曜日ごとに、可能な限り各レベルのアルバイト従業員をバランスよく配置できるように採用・教育しています」

Q.「まごころ戦隊 安心レンジャー」のネーミングの由来は。

担当者「『お客様に真心を込めて、安心してご利用いただきたい』という思いを込めて、このようなネーミングにしました」

Q.「ゴールド」「赤」「青」「緑」の各レベルの基準は。

担当者「各レベルで基準の作業項目を決めています。その基準をクリアできているか、本人、トレーナー、店長が確認します。ランクアップ(昇格)することでネクタイの色が変わり、昇給にもつながります。基本的に降格はありません」

Q.具体的にはどのような基準で評価するのですか。

担当者「『お客様とアイコンタクトを取り笑顔で接客をする』『マニュアル通りの調理、盛り付けができる』『常にお客様に気を配っている』など約50項目があります。それぞれの昇格基準は公開できないのですが、例えば赤タイから最高位のゴールドタイへの昇格は、全ての基準をクリアすることが条件になっています」

Q.制度を導入して、アルバイト従業員の何がどのように変わりましたか。

担当者「子どもたちから『あ、○○レンジャーの人だ』と声をかけられることや、新人スタッフに対して『頑張ってね』と応援していただくことがあります。従業員のモチベーションアップにつながっています」

(報道チーム)

1 2