「欲しい」「斬新すぎる」と評判 崎陽軒「シウマイ弁当」が弁当箱に! なぜ発売? 開発理由を聞く
崎陽軒の看板商品「シウマイ弁当」をイメージした弁当箱が話題となっています。発売の理由について、同社に聞きました。
崎陽軒(横浜市西区)が看板商品「シウマイ弁当」をイメージした弁当箱を販売し、話題となっています。同社によると、弁当箱は2月22日に発売されましたが、公式通販サイト、店舗ともにすぐに品切れとなるほどの人気ぶりで、その後、4月11日に販売が再開されました。SNS上では、弁当箱に対して「欲しい」「斬新すぎる」「購入した」などの声が上がっています。
なぜこの商品を発売したのでしょうか。狙いについて、同社広報・マーケティング部の柴田菜都美さんに聞きました。
「オリジナル弁当を作って」とアピール
崎陽軒が通年商品として販売しているのは「シウマイ弁当お弁当箱&お箸セット」(税込み2680円)です。ふたにシウマイ弁当のパッケージがプリントされているほか、同弁当の割り箸をイメージした箸セットも付属しています。
同社の柴田さんによると、公式通販サイトでは、発売初日である2月22日の夕方に、店頭販売分も同月24日の夕方にそれぞれ品切れになったということです。その後、4月11日に販売を再開しました。
なぜこの商品を発売したのでしょうか。柴田さんは「当社はこれまでに『シウマイ弁当クッション』『昔ながらのシウマイブランケット』などのオリジナルグッズを発売してきました。弁当箱についても、『どんなものを発売したらお客さまは喜んでくださるだろう?』と考えながら企画しました」と、経緯を説明。
さまざまな商品の中からシウマイ弁当を選んだ理由については、「シウマイ弁当は長い間、多くのお客さまにご愛顧いただいており、その食べ方や食べる順番が議論になることもある、崎陽軒の看板製品です。そんなシウマイ弁当をモチーフにしたお弁当箱に、お客さまご自身の好きなおかずを詰め、オリジナルシウマイ弁当を作っていただけたら楽しいのではと思いました」と教えてくれました。
どのような反響があったのでしょうか。柴田さんは、「お客さまから想定以上のご要望をいただきました。十分な製品供給ができず、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした」と述べました。
その上で、「『かわいい』『欲しい』『面白い』といったうれしいお声をいただいたほか、実際に弁当箱におかずを詰めたときの画像をSNSに投稿してくださった方もいらっしゃいます」と、うれしさをにじませています。
なお、「炒飯弁当」など、「シウマイ弁当」以外の商品をイメージした弁当箱については、今のところ発売を予定していないということです。
(オトナンサー編集部)
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