東京都民に聞いた「好きな商店街」ランキング発表 3位「浅草仲見世商店街」2位「吉祥寺サンロード」…1位は?
「2022年版 東京都民に聞いた好きな商店街ランキング」が発表。1位に選ばれたのは、どの商店街なのでしょうか。

2400を超える商店街がある東京都。地元の人だけでなく、観光客からも人気を集める商店街が多くあります。そんな都内の商店街について、LIFULL(ライフル、東京都千代田区)が運営する情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS」が調査を実施。「2022年版 東京都民に聞いた好きな商店街ランキング」として発表しました。
「商店街」が引っ越しエリア選びに影響?
同ランキングは2022年7月、東京都に在住する20〜69歳の男女2407人のうち、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」と回答し、「2週間に1回以上」商店街に行くと回答した人を対象に、インターネットリサーチで実施。481人から有効回答を得たものです。
まず、男女2400人を対象に聞いた「商店街がどのくらい好きか」の質問では、「とても好き」が12.9%、「好き」が26.9%、「まあまあ好き」が40.9%となり、商店街が好きな割合は8割(80.7%)にも上りました。
このうち、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」と回答した人に、「商店街に行く頻度」について聞いたところ、「週に2~3回以上」が13.7%、「週1回程度」が22.1%という結果に。合算すると、3人に1人(35.8%)が「週1回以上商店街に行く」ことが分かりました。また、「週に2~3回以上」と回答した人も1割以上おり、日常的な買い物を商店街でしている人が一定数いることがうかがえます。
それだけ日常的に利用するとなると、引っ越し時に「商店街が近くにあるか」を考える人もいるかもしれません。「引っ越し先のエリアを決める際に、近くに商店街があることはどの程度影響するか」を聞いたところ、「あることが絶対条件」が12.5%、「絶対ではないが、かなり重視する」が35.3%となり、商店街が好きな人の5割近く(47.8%)が、「商店街があること」が引っ越しエリア選びに影響があるようです。
では、“商店街好き”な481人が選ぶ、東京都内の「好きな商店街」はどこなのでしょうか。結果、「最も好きな商店街」の1位は「アメヤ横丁」(上野駅)でした。
アメヤ横丁は「アメ横」の愛称で親しまれている商店街。年末になると、正月用の食材を買い求める人でにぎわう様子がテレビ中継されるのが恒例で、その活気あふれる様子は「年の瀬」の風物詩でもあります。海外からも多くの観光客が訪れる、ディープな東京の名所です。
アメヤ横丁が好きな理由として、「年末は特に盛り上がりを見せているので、某テレビ局が取材しているのを見ていると行きたくなってしまいます」「活気があること。安いものがたくさんあること」「世界中のものが売っていて見るだけでも楽しいし、掘り出し物も結構見つかる」といった声が寄せられる結果となりました。
なお、2位には「吉祥寺サンロード」(吉祥寺駅)、3位には「浅草仲見世商店街」(浅草駅)がランクインしています。
(オトナンサー編集部)
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