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簡単5分で栄養たっぷり! インスタント麺を使った「薬膳うどん」レシピ

インスタントうどんが、ひと工夫で体に優しい薬膳メニューに。5分で作ることができ、美肌・老化防止効果もある超時短の薬膳うどんレシピを、美容コンサルタントで韓方薬膳料理専門家の余慶尚美さんに聞きます。

インスタントうどんを使った「薬膳うどん」(余慶尚美さん提供)
インスタントうどんを使った「薬膳うどん」(余慶尚美さん提供)

 年度が変わり、新生活が始まる季節となりました。慣れない環境で公私共に忙しくなるこの時期、毎日の食事について「なかなか料理をする時間がない」「インスタントで済ませてしまいがち」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、身の回りにある、ちょっとしたインスタント食品を活用すれば、体に優しい薬膳料理を誰でも簡単に作ることができます。オトナンサー編集部では、美容コンサルタントで韓方薬膳料理専門家の余慶尚美さんに、インスタントうどんを使った「薬膳うどん」レシピを聞きました。

美肌と老けない体を作る、薬膳うどんレシピ

【材料】 

・インスタントうどん(市販)…1袋

・しゃぶしゃぶ用豚肉…3~4スライス

・黒酢(米酢でも可)…大さじ1

・インスタントうどんに付いている液体つゆ(ない場合、市販のめんつゆでも可。分量は希釈タイプなどの種類によって調整)

・白ゴマ…大さじ1

・エゴマ油…大さじ1(またはゴマ油小さじ1)

・七味…適量(お好みで)

・大葉…2枚分

・白ネギ…5センチ程度

【作り方】

1.豚肉は湯通しをして余分な脂を落としておきます。薬味となる大葉と白ネギは細千切りにします。

2.液体つゆと黒酢を混ぜ合わせ、器に入れておきます。市販のめんつゆを使う場合は、つゆの分量に合わせて黒酢の量をお好みで調整してください。

3.うどんは表記通りの時間でゆで、冷水で冷たくなるまで洗います。冷水でしめるとコシが出て、さらにおいしくなります。その後しっかりと水気を切ります。

4.うどんを器に盛りつけ、ゆでた豚肉、薬味(大葉と白ネギ)を乗せて白ゴマをふりかけます。最後にエゴマ油をかけて出来上がりです。

「黒酢は疲労回復や血流促進に効果があり、アンチエイジングにも有効です。大葉やネギは気を巡らせることでストレス解消に効果的で、食欲増進や体を温める働きもあります。エゴマ油は血流改善の効果が期待できるほか、腸を潤す作用もあり、美肌や便通改善にもつながります。『潤し食材』の代表格である豚肉には、疲労回復や便通改善、美肌効果、白ゴマにはお通じの状態を整える効果があります」(余慶さん)

(ライフスタイルチーム)

余慶尚美(よけい・なおみ)

美巡家・ヘアケアリスト(毛髪診断士)・美容コンサルタント・和漢美容家

1970年、鹿児島県生まれ。上智短期大学英語学科卒。広告代理店、外資系企業に勤務当時、自身が重い体調不良に悩んだことから、ココロとカラダの両面をケアする「巡り」に着目。「美巡(びじゅん)」をテーマにメディア出演や講演セミナー、執筆、美容や健康に関する製品・サービスの企画監修、プロデュースを手掛けるなど幅広く活動している。和漢美容や薬膳料理にも精通し、2007年からリンパドレナージュサロン「Flow」を経て、現在はセラピストから活動の場を広げ、ヘアケアリスト(毛髪診断士)としても活躍中。インスタグラム(https://www.instagram.com/yokenao)。

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