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床に大量の油をこぼした…“小麦粉”を使った掃除術が「すごい」と話題に、専門家に聞く

床に食用油をこぼした場合の掃除術がSNS上で話題に。小麦粉に油を吸わせるようにして1カ所にまとめ、固める方法に称賛の声が上がっていますが、この方法は実際に有効なのでしょうか。

こぼれた油の上に小麦粉をかける=conny_london(@conny_london)さん提供
こぼれた油の上に小麦粉をかける=conny_london(@conny_london)さん提供

 調理中、キッチンの床に大量の食用油(常温)をこぼしてしまった際の掃除術について先日、SNS上などで話題になりました。その方法は、油の上に小麦粉をかけ、粉に油を吸わせるようにしながら1カ所に集め、固めていくというもの。小麦粉と吸着させることで油の流動性がなくなり、新聞紙などでふき取るよりも楽にお掃除できるようです。これを受けて「小麦粉すごい」「簡単に掃除できていいですね」「片栗粉ではダメなの」など、さまざまな声が上がっていますが、実際にはどうなのでしょうか。日本清掃収納協会認定講師の杉千郷さんに聞きました。

総表面積が大きいので、吸着力が高い

Q.食用油をこぼした時、小麦粉をかけて固める方法は有効でしょうか。

杉さん「有効だと考えます。食用油を紙や布類でふき取ろうとすると、ともすれば、べたつきが広がってしまうことがありますが、小麦粉はとても乾燥したデンプン質の粉末で、デンプン質そのものが粘着性を持つため、油を吸着し、取り除きやすくなるのです。ティッシュペーパーや新聞紙よりも、粉末の細かい粒子の総表面積は大きくなるため、吸着力が高いといえます。同じような片栗粉でも代用可能です」

杉さん「また、重曹も同様に使用することができます。賞味期限の切れた小麦粉や片栗粉ならば心置きなく使用することができますが、食品をお掃除に使うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。重曹は日常的にお掃除に使用している方も多いので、使いやすいと思います」

Q.この方法を実際に行う場合のポイントや、注意点はありますか。

杉さん「小麦粉を振りかけてからしばらく時間を置き、しっかり油を吸着させてから除去しましょう。油と小麦粉の量が多い場合、ゴム手袋をはめた手でまとめ、お団子状にすると楽に処理できます。少量の場合は、キッチンペーパーや雑巾などでさっとふき取ると簡単に除去できます。この時、不要なタオルや洋服、雑巾などを使うと、固めた油と一緒に処分でき洗う手間が省けます。その後、べたつきが気になる部分に中性洗剤や住居用洗剤を塗布し、絞った雑巾などでふき上げましょう」

Q.その他、小麦粉を使った掃除術があれば教えてください。

杉さん「小麦粉を水や洗剤と合わせてペースト状にすると、油を吸着するだけでなく、ザラザラした粒子が加わることでこびりつきを落とす力がアップし、フライパンやコンロ、魚焼きグリルについた汚れを落とすクレンザー(研磨剤)として使うことができます」

(ライフスタイルチーム)

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