スシロー、生ビール半額キャンペーン中に17店で品切れ 原因は? 親会社に聞く
あきんどスシロー(大阪府吹田市)が運営する回転ずしチェーン「スシロー」の一部店舗で、半額キャンペーン中に生ビールが品切れとなる事態が発生しました。原因について、あきんどスシローの親会社に聞きました。
あきんどスシロー(大阪府吹田市)が運営する回転ずしチェーン「スシロー」で実施中の「何杯飲んでも『生ビールジョッキ』半額」キャンペーン(7月13日から7月28日まで)について、一部店舗で生ビールが品切れとなる事態が発生していたことが明らかとなりました。同キャンペーンを巡っては、49店舗でキャンペーン開始前に告知物が掲示されるなど、運営姿勢に批判が殺到していました。なぜ品切れが発生したのでしょうか。あきんどスシローの親会社「FOOD & LIFE COMPANIES」の広報担当者に聞きました。
新型コロナ前の2倍想定も足りず
Q.キャンペーン期間中に生ビールが品切れになった店舗は、どの程度あったのでしょうか。また、ネット上では、開店時に「生ビール完売」の張り紙が掲載されていたという情報もありますが、終日、生ビールの提供ができなかった店舗もあったのでしょうか。
担当者「7月13日から18日の間に、17店舗で生ビールが営業時間中に品切れとなる事態が発生しました。また同時期、17店のほかにも営業時間中に在庫が切れてしまい、近隣店舗から商品を補充して販売を継続した店舗もありました。
なお、これまでのところ、開店から閉店までの終日、生ビールが提供できなかった店舗はありません」
Q.「何杯飲んでも『生ビールジョッキ』半額」キャンペーンは、今回初めて実施したのでしょうか。なぜ生ビールが品切れとなる事態が発生したのでしょうか。
担当者「このキャンペーンは、これまでに何度も実施しています。新型コロナ流行前の同じ月(7月)に実施した際の販売数量を基に、今回はさらに2倍の販売数量を想定していました。ところが、その数量を上回るご注文をいただいたため、対応できませんでした」
Q.生ビールが品切れとなった店舗では、どのように対応していたのでしょうか。
担当者「張り紙での告知のほか、お客さまをご案内する際にお声掛けするなどの対応をしていました。ただ、数店舗ではそういった対応ができていませんでした」
Q.キャンペーン期間中の品切れを防ぐために、どのような対策を行う予定でしょうか。
担当者「在庫の見直しや店舗のモニタリングはすでに行っておりますが、改めて全体を見直し万全を期すとともに、万が一予測が合わない場合にも、お客さまにご迷惑をおかけしない対策などを検討していきたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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