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ネットで話題、「ヤクルト1000」 なぜ人気? 「ヤクルト400」と何が違う?

「Yakult1000」と「Y1000」は、なぜネット上で連日話題になるほど人気なのでしょうか。ヤクルト本社の広報担当者に聞きました。

(左から)「ヤクルト400」「Yakult1000」「Y1000」(ヤクルト本社提供)
(左から)「ヤクルト400」「Yakult1000」「Y1000」(ヤクルト本社提供)

 ネット上で「ヤクルト1000」という言葉が連日話題となっています。これは、ヤクルト本社(東京都港区)が販売する宅配用商品「Yakult(ヤクルト)1000」(100ミリリットル、税別130円)と店頭販売用商品「Y1000」(110ミリリットル、税別150円)をまとめて言い表したもので、ネット上では「商品がなかなか手に入らない」といった声が多く出ています。なぜネット上で連日話題になるほど人気なのでしょうか。また、これらの商品は、定番商品の「ヤクルト400」とは何が違うのでしょうか。同社広報室の担当者に聞きました。

「ストレス緩和」「睡眠の質向上」に寄与

Q.そもそも、なぜ宅配用商品の「Yakult1000」と店頭販売用商品の「Y1000」を開発したのでしょうか。商品開発に至った経緯も含めて、教えてください。

担当者「社会課題としても認識されている『ストレス』や『睡眠問題』の解決に貢献したいという思いに至ったからです。

1999年に『乳酸菌シロタ株』を400億個含んだ『ヤクルト400』(80ミリリットル、税別80円)を発売後、当社では、さらなる高菌数・高密度の商品の検討を始めました。その間、世間では、脳と腸がお互いに影響し合うという『脳腸相関』を示す研究が出始め、学術分野ではその研究が進みました。

また、乳酸菌シロタ株についても、基礎研究において高密度にすることで神経系に作用することが明らかになりました。その作用を通じてお客さまの健康に寄与できる機能は何かと考えたときに、『ストレス』や『睡眠』の解決に行き着きました。その後、検証を行い、高密度の乳酸菌シロタ株には、ストレスの緩和や睡眠の質を高める機能があることが確認できたため、商品開発を始めました。

まず、2019年10月にYakult1000を地域限定商品として発売し、その後、2021年4月に販売地域を全国に拡大しました。同商品の販売を通じて、改めて『ストレス緩和』『睡眠の質向上』に対するニーズが高いことが明らかとなったので、お客さまのライフスタイルに応じて購入、飲用しやすいように店頭向け商品として『Y1000』を開発しました。同商品は、2021年10月に全国のスーパーやコンビニで販売を開始しました」

Q.では、ヤクルト400、Yakult1000、Y1000は、内容量や価格以外にそれぞれ何が違うのでしょうか。

担当者「ヤクルト400が、1ミリリットル当たり5億個の乳酸菌シロタ株が含まれる特定保健用食品であるのに対して、Yakult1000とY1000は、ヤクルト史上最高密度の1ミリリットル当たり10億個の乳酸菌シロタ株が含まれる機能性表示食品です。一時的な精神的ストレスがかかる状況での『ストレス緩和』『睡眠の質向上』の機能があります。なお、Yakult1000とY1000は、価格や内容量、販売方法以外は基本的に同じ飲み物です」

Q.なぜYakult1000とY1000は、ネット上で連日話題になるほど人気が出ているのでしょうか。考えられる理由について、教えてください。

担当者「厚生労働省の『国民生活基礎調査』(厚生労働行政の企画、立案に必要な基礎資料を得ることを目的に、厚生労働省が1986年から3年ごとに行っている大規模調査)によると、現代人の多くがストレスを抱えているという結果が出ています。

ストレスは『睡眠の質』を低下させる要因として知られていますが、ストレス社会といわれる現代において、睡眠に関する悩みも大きな社会課題となっています。そのような中で、Yakult1000、Y1000の機能が、お客さまのニーズにお応えできているのではないかと考えています。

また、当社では、Yakult1000やY1000を愛飲いただいているお客さまの多くが、これらの商品の機能性、特に睡眠に関する機能について体感し、継続的に飲んでくださっているようです。そうした方々がSNSなどを通じて商品の情報を発信してくださることで、大きな話題になったのだと考えています。お客さまの健康のお役に立てて、当社としては大変うれしく思っております」

Q.Yakult1000とY1000のこれまでの販売実績や現在の在庫状況について、教えてください。ネット上では「商品がなかなか手に入らない」という声を多く聞きますが、今後、商品の増産をする予定はありますか。

担当者「Yakult1000の2021年4月から2022年3月までの販売実績は、1日当たり114万7000本です。また、2023年3月期(2022年4月~2023年3月)は、1日当たり145万本の販売計画を立てています。Y1000の具体的な販売数量は開示していませんが、2021年10月の発売から2022年3月までの実績として、販売数量計画(1日20万本)を4割程度上回る形で推移しました。

現在、Yakult1000、Y1000ともに、大変好評をいただいており、Yakult1000のお届けの新規注文をお受けできないケースがあるほか、一部店舗ではY1000の品薄が続いています。お客さまや取引先さまにはご迷惑をおかけしており、申し訳なく思っております。今のところ、Yakult1000の増産は未定で、詳細が決まり次第ご案内する予定です。Y1000は7月をめどに増産を計画しているほか、本年度中にさらなる増産も計画しています」

Q.ネット上では、「飲用後、悪夢を見るようになった」という情報もあるようですが、実際にそうした意見も寄せられているのでしょうか。

担当者「SNSで『悪夢を見る』といった声があることは認識しておりますし、問い合わせをいただくこともあります。しかし、Yakult1000、Y1000ともに、一時的な精神的ストレスがかかる状況での『ストレスの緩和』『睡眠の質向上』といった機能を持つ機能性表示食品です」

(オトナンサー編集部)

【画像】実はアイスもある! ヤクルトの商品ラインアップ

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