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亡き母が残した“リアル”すぎる人形 供養のため神社に相談…まさかの返答に驚愕

母の大切にしていた人形を供養した出来事を描いた漫画が話題に。人形を供養しようと思った女性。しかし、供養の仕方が分からず、神社の方に聞いてみると…。

母の大切にしていた人形を供養した出来事を描いた漫画のカット=ぴのり(pinori08)さん提供
母の大切にしていた人形を供養した出来事を描いた漫画のカット=ぴのり(pinori08)さん提供

 母の大切にしていた人形を供養した出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。母が生前、大切にしていたフランス人形を供養しようと思った女性。しかし、供養の仕方が分からず、神社の方に聞いてみると…という内容です。作者の女性に聞きました。

スッキリして安心した気持ちに

 この漫画を描いたのは、会社員のぴのり(ペンネーム)さんです。今までの体験談や日常の出来事を漫画にして、インスタグラムブログ「ぴのりブログ」で発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぴのりさん「HSP(いろいろな刺激に敏感に反応してしまう感受性の強い気質の人)の彼氏と付き合ったことがきっかけで、描き始めました。もともとエッセー漫画を読むのが好きで、自分も好きなことをエッセー漫画にしたいと思っていました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぴのりさん「たまたま『自分で清めて捨てることができる』という話を神社の人に聞き、悩みが急速に解決に向かったので驚いたのがきっかけです。また、姉と一緒に清めることができて楽しかったことや、母が残していたメモのことなど、思い出を漫画として残したいなと思って描きました」

Q.どのくらいフランス人形を怖がっていたのですか。

ぴのりさん「同じ空間にいるのも怖かったです。子どもの頃、フランス人形に『私と友達にならないと呪い殺しちゃうよ』と言われる、恐ろしい夢を何度も見ていました。なので、なるべく視界に入らないようにしたり、怖くて触れないので、父に移動を頼んだりしたぐらい怖かったです」

Q.人形を供養できたときの心境を教えてください。

ぴのりさん「とてもスッキリして安心した気持ちになりました。きちんと供養したかったのですが、その方法が分からず後回しにしていたので、自分たちの手で思いを込めて供養ができてよかった、という安堵(あんど)感が大きかったです。母が生前できなかったことをやり遂げたので、母の供養にもつながったという穏やかな達成感もありました」

Q.お母さまは、この人形を大切にしていたのですか。

ぴのりさん「母は若い頃この人形をとても大切にしていて、母の部屋のきれいな椅子の上に、存在感を放つ雰囲気で置かれていました。この人形は、ある日、突然母が買ってきて部屋に飾り始めたのですが、おそらく母は一目ぼれして購入したのだと思います。」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぴのりさん「イラストソフトをうまく使えるように練習して、ストックイラストに挑戦しようと思っています。オリジナルグッズの販売なども取り組んでいますが、まだまだ自分に合った活動を模索中です。エッセー漫画も長く続けていきたいと思います。初めて読む方にも読みやすく、クスッと笑えるような漫画を描いていきたいです」

(オトナンサー編集部)

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ぴのり

今までの体験談や日常の出来事を漫画にして、インスタグラム(https://www.instagram.com/pinori08/)やブログ「ぴのりブログ」(https://potopino.com/)で発表している。

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