妊娠・出産の経済学【特別なケースでもらえるお金】
産科医療補償制度
「産科医療補償制度」は、出産の際に、何らかの原因によって赤ちゃんが重度脳性まひになってしまった場合の補償です。出産した医療機関などの過失の有無にかかわらず支払われます。
対象条件は2015年1月1日を境界として2つに分かれています。
<2009年1月1日~2014年12月31日に誕生した赤ちゃん>
生まれた時の体重が2000グラム以上で、なおかつ、おなかにいた期間が33週以上、または28週以上
生まれつきのもの(先天性)や生まれてからの要因でないもの
身体障害者手帳1・2級相当
<2015年1月1日以降に誕生した赤ちゃん>
生まれた時の体重が1400グラム以上、なおかつ、おなかにいた期間が32週以上、または28週以上
生まれつきのもの(先天性)や生まれてからの要因でないもの
身体障害者手帳1・2級相当
支払われるのは、一時金600万円と分割金2400万円(年間120万円を20回)の総額3000万円です。
補償されるお金(2015年現在)
総額3000万円
(オトナンサー編集部)
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