「マイナンバー」スタート! 今さら聞けない基本を教えます
気になる情報管理体制と罰則
マイナンバー制度を巡っては、個人情報の漏えいや、なりすましによる被害を懸念する声が後を絶ちません。
政府は、各機関が保有している個人情報を1つに集めて管理する「一元管理」ではなく、各機関がそれぞれ情報を管理し、必要に応じて照会・提供できる「分散管理」を採用することで「安心・安全を確保する」としています。
また、2017年1月からは、個人用ポータルサイト「マイナポータル」の運用が始まる予定で、マイナンバーを含む個人情報をどの機関が、いつ、どんな理由でやり取りしたかをチェックできるようになります。
マイナンバーに関する罰則も強化されており、個人情報を故意に漏えいした場合、「懲役4年以下、もしくは200万円以下の罰金」、また、不正に利益を得るために個人情報を提供したり、盗んだりすれば、「懲役3年以下、もしくは150万円以下の罰金」が科せられます。
(オトナンサー編集部)
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