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【10月4日のマーケット】日経平均続伸1万6735円65銭

10月4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比136円98銭高の1万6735円65銭で取引を終えました。

ドル/円相場の上昇が好感された

 10月4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比136円98銭高の1万6735円65銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストは日経平均について、「ドル/円相場が一時、日銀金融政策決定会合が開かれた9月21日以来となる1ドル=102円30銭台まで上昇したことが好感されました」と話します。

 津田さんによると、大隅良典・東京工業大栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞したことから関連株(医薬品・バイオ)が年初来高値を更新。一部銘柄はご祝儀相場になったといいます。

 東証1部33業種中、鉄鋼、銀行など26業種が上昇、一方、電気・ガス、不動産など7業種は下落しました。個別銘柄では、SUMCO、昭和電工が買われ、東宝、住友不動産は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比9.49ポイント高の1340.21。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=102円20銭台で推移しています。

(オトナンサー編集部)

津田隆光(つだ・たかみつ)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部チーフアナリスト

日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。主に国際商品市況のマーケット業務に従事し、2008年1月にマネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。シニアテクニカルアナリストとして、独自のアレンジを取り入れた各種テクニカル分析レポートを執筆するほか、セミナー講師やラジオ番組コメンテーターなどを務める。2016年4月にM2J市場調査部チーフアナリスト就任。

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