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女性が駅ホームから転落死、データから考える「歩きスマホ」の危険性

半数近い人が「したことある」、危険性認識は9割

 同庁では、管内の18歳以上の男女400人に、歩きスマホに関するアンケートも実施しており、「歩きながらや自転車に乗りながら、スマホなどを使用したことがありますか」と聞いたところ、半数近い49.1%が「ある」と回答。

 また、「歩きながらや自転車に乗りながら、スマホなどを使用することは危険だと思いますか」の問いに対しては、「歩きながらの使用は危険」と答えた人が87.8%、「自転車に乗りながらの使用は危険」と回答した人は93.2%に上りました。

 つまり、ほとんどの人が歩きスマホの危険性を認識しながら、ついつい、歩きスマホをしてしまう人が全体の半数近くいるのが実態のようです。

 こうした結果を受けて、同庁では「歩行中や自転車走行中にスマホを操作したり、画面を見たりすることは、周りが見えなくなり大変危険です。また、通話時にも事故は発生しています」と注意を呼び掛けています。

 また、東京都道路交通規則第8条は「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」としており、違反すると「5万円以下の罰金」が科せられるそうです。

(オトナンサー編集部)

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